前回のつづき〜☆です。
要領が悪い、と言われてしまえばそれまでなのですが、
人様のデザインを安易に模倣したり、アイディアや
データなどを気軽に拝借、といった事ができません(笑)
真摯に物を作られている方たちは
制作過程の大変さ、大切さを知っている人ほど、
できない事ではないかと思います。
言葉が乱暴になりますが、これは目に見えない
一種の盗難と同じような気がしてしまいます。
なので、私自身はやらないと決めています。
結果、自分自身で時間をかけて色々試したり、
地道に数を重ねてデータを収集、構築する
といった方法で作品の制作をしています。
日常での経験や環境、自分の感覚、感性から
デザインのアイディアを探すこととなります。
遠回りのようではありますが、結果として
相対的ではなく絶対的な、揺るぎない信念のような何かが
自分のなかに蓄積されつつあるような気もします。
以前もお伝えいしましたが、ジュエリーは生活必需品でも
消耗品でもありません。なくても幸せに生活できます。
それでも敢えて付けるからには、心の豊かさのような
日常の価値基準とは少し違った何かに焦点を当てて
どんな要素を必要としているのか、ご自分と
じっくり向き合う機会にもなるのではないかと考えます。
つづく(笑)