まずはジュエリーの制作事情?
といった感じでしょうか。
ジュエリーは0.1㎜単位で微調整する事が多々あります。
たったそれだけでも石がはまらなかったり
パーツが外れやすかったり、強度や付け心地の配慮も大切です。
本当にシンプルなリングでも裏側のカーブの具合や
角の落とし方などで、付け心地が全然違ってきたり、
とても繊細な作業が多かったりします。
パーツだけ出来上がっても、他とのバランスに納得いかず、
何年も保留状態になる事も少なからず、です。
一見おおらかな作品に見えても、実は付け心地や使い勝手などは
事細かに何度も試作、改善、試行錯誤を繰り返した末
辿り着いた状態だったりする場合も多いのです。
ジュエリーは長く使う場合が多いので
作り手も、付ける方も、作品も全てが良いと思える事が
大切だと考えています。なにか引っかかりがある状態は
非常にヨロシクないような気がするので、
個人的には、安易にというか、取り敢えず
表面だけカタチにして無責任にお届けしたくないな、
などとも思ったりしています。
その理由はいくつかあるのですが。。。
少し頭を使って整理しつつお伝えしないと
収集つかない文章になりそうなので
次回につづく(笑)