四葉・pinkie ring

silverとかgoldとかユビワとか。。。

ウツクシイ vs キレイ

コチラの内容は2019/3/24 に投稿した内容を

移動してまとめたものです。

 

別に戦わせる事はないよね〜

って感じではありますが、

納まりがよい見た目だったので

なんとなく。。。(笑)

 

という事で、日々思う事を一つ。

昔から、ここは譲れないのですが

美しいと奇麗は違うのではないか

と思っていたりします。

 

個人的には“キレイ”も好きですが、

これは比較対照物があって成立する概念

のような気がするので相対的なイメージがあります。

 

一方“ウツクシイ”の方は、

絶対的な揺るぎない何かが、その物や人から

発しているようで、それだけで成立するような、

核心にせまる力強さのような要素も

内包している感じがします。

 

表面を整えたりして誰の目にも心地良いのが

キレイだとしたら、もっと本質的な部分まで

ウソごまかしが削ぎ落とされ

時には、または人によっては

目を背けそうな要素が見え隠れする

場合もあるようなないような。

何となくフンワリは許されないような。

 

なので、

それちょっとキツいね〜

と思うような要素の中に、実はウツクシイが

キラリと輝いている場合もあるようなないような。

 

どちらが良いとか悪いではなく

経験値や人間的な器の大きさなどなどによっても

違ってくるかと思いますが、本物のウツクシイは

周囲の状況や人間にも影響されず、淡々と変わらず

存在しているような気がします。

 

美術館で絵や彫刻などを観るのが大好きなのですが、

以前は全てがスゴいなぁ〜そうかぁこれが価値の

ある作品なのかぁ、と世間の価値を

鵜呑みにしていたのですが、フとある時から、

展示物だからといって全てがウツクシイ訳ではないかも?

などと思うようになりました。

美術館で大切に展示されている物にも

奇麗と美しいは混在しているかも?

 

美術館が好きだと言うと

「癒されるよね〜」と同意を求められる事が

少なからずあり、その度に違和感を覚え、とは言え

ナゼ自分がそう感じるのか理解も説明も

できないんだけど、などと思っていました(笑)

 

しかしある時、

身体を鍛えに人がジムへ行くように、

個人的には無意識のうちに

美術館は審美眼を鍛える場として利用してたかも?

 

エネルギーがギュッと詰まったような

月日が経っても変わらず魅力を発しているような

何かをより多く見つけたりちゃんと気が付けるように、

ウツクシイを見極める目は、日々

鍛えておきたいなと思ってます。

 

貴金属のように、分かりやすく見た目がキラリ

と輝いていない何かの中にも、実はずっと奥の方に

繊細なキラリが存在しているかもしれません。

 

ウツクシイかそうでないかは人それぞれで

良いと思いますが、ウツクシイは何か響くモノがあり

心が大きく動くのだと思います。

 

もしかしたら、何かと一緒に月日を重ね、

自分らしいウツクシイを育む、

というのもアリなのかもしれません。

 

日常に潜む繊細なウツクシイは

より多く見つけた人が

心豊かにいられるような気もします。

 

"春”としか言いようがない

華やかなシーズン到来ですが、

ウツクシイを見つける入り口として

春もジュエリーも素敵な輝きで

迎えてくれるような気がします。

皆様の新年度がウツクシイで

キラリ輝きますように〜☆

(o^ω^o)