四葉・pinkie ring

silverとかgoldとかユビワとか。。。

ジュエリーにまつわるアレコレ(3)

気が付けばシリーズ3回目。

時間が経っていくにつれて、何が言いたかったのか

良く分からなくなったりして(笑)

 

 ジュエリーにまつわるアレコレが沢山で、

一周回って?二周?もっと回ったかもしれませんが

「何でもアリ」と思うようになりました。

 

なので、自分と違うやり方、考え方であっても

それはそれでありなのだと思っています。

ただ、自分とは違うルートを辿っているので

見える景色は全く別物なのかもしれません。

 

そう思えるようになったのであれば、

敢えて何にも捕われず、自分の優先順位は?

と考えているうちに、ココでお伝えしている

アレコレに繋がっているようなきがします。

 

西洋の古美術品のギャラリーで仕事をしていた事があります。

アンティークと呼ばれる物は、ジュエリーも含め、

最低でも100年経過していなければならないのですが、

それよりも更に時代を遡った古代モノ、

ミュージアムピースクラスの物たちも並んでいました。

 

今、現存する地球上の全ての生き物が

この世に誕生するずっーと前、何千年も昔の人が

手にしていたであろう物が、実際に残っている事は、

感動すると共に、例え状態が完璧でなく

どこかが欠けていたり、割れていたりしていても

それ自身が発している魅力は、生まれたばかりの作品には

太刀打ちできないような何かがあるような気がします。

今後ずっと時を経てそうなる可能性のある作品でも

時は自然に任せるしかありません。

 

環境や人や運、存在が危うい状況なども全てをクリアーして

存在し続けるだけでも、強運の証のような気がして

「凄いな〜」という思いしか出てきません。

どんなに社会的な地位や教養のある方の言葉よりも

ある意味説得力があるような気もします(笑)

 

このような物たちを目の当たりにしてしまったからには

自分の作る物の未熟さが気にならない訳がありません。

が、それらを作った過去の方達も、それぞれの時代で

いかに美しい物を作るか試行錯誤したり、

時には競い合ったり、自分の腕を磨いたり、

何かを表現するためだったり、何か目的があって

作り続けたのであろう、と想像できます。

 

と同時に、不思議なのですが、古い物全てがスバラシイ

と感じる訳でもないような気がします。となると

経年変化だけが魅力の理由ではないのかもしれません。

作りがとてもシンプルで、難しい技法を使っているわけでもなく

大らか、素朴、といった表現がピッタリだったりすると

その魅力はどこからきている?

と考えてみても良くわかりません。

 

なので、これらの疑問も含め、

それらの高すぎる目標、課題を常に視野の片隅に置きつつ、

自分が今できる事として、自分自身に嘘ごまかしのない

心地よい作品が作れるように日々感性、感覚を磨きたいな、

などとと思ったりしています☆

 

つづく