四葉・pinkie ring

silverとかgoldとかユビワとか。。。

金属アレルギーについて

純銀は、アレルギー反応が

金やプラチナより起きにくい金属とされています。

 

 といっても、純銀のままでは

軟らか過ぎて装飾品には向かず、他の金属を

少し混ぜて合金として使う事がほとんどです。

 この辺の金属事情は、またの機会ということで

今回はアレルギーについてです。

 

少し話しがずれますが、

いつも不思議に思うことがあります。

同じような内容のお問い合わせを

ほぼ同じ時期に、立て続けに頂く、

という事です。とても不思議です。

 

今までアレルギーに関する事で

お問い合わせを頂いた事がないので

あまり触れる事もなくきましたが、

ここ数回同じような内容のご質問を頂きました。

良い機会なので、と思い今回の投稿となりました☆

 

まず、ご自分が銀のアレルギーだとおっしゃる場合

ちゃんとお医者さんで調べて、銀素材に反応しているか

検査の結果、確実に銀アレルギーだと判明している場合は

銀製品のご購入をお控え下さい。

 

個人的な狭い範疇ですが、未だかつて

銀アレルギーの方にはご購入頂いた事がなく、

詳しい情報は持ち合わせておりません。

人から聞いた情報、本やネットなどで調べれば分かるような

一般的な内容しかご提供できませんのでご了承下さい。

 

例えば、

銀のアレルギーだとおっしゃる方の中には

別の金属に反応している場合がございます。

 

銀の純度の低い輸入物や、ニッケルなどの

メッキを施してある物を身に着けて

なにか反応がでた場合、"銀製品”ではなく、

”銀色の製品”に反応している場合があるのです。

銀ではなく、銀色の何か別の金属に反応している

という事も頭の片隅におかれると良いかもしれません。

 

場合によっては、銀やプラチナ、K18WG

などは、輝きを増すため、またはキズが付きにくいよう

ロジウムでメッキを施す場合も多々ございます。

このロジウムに反応する場合もなきにしもあらずです。

 

個人的には、銀素材そのものをお楽しみ頂きたいので、

自分の作る全ての作品には、後にも先にも

メッキを施す予定はございません。

 

銀製品で有名な高級なブランドは、だいたい950銀、

またはSilver925いわゆるスターリングシルバー

と言われる物が多いようで、これらもやはり

純粋な銀だけではなく、別の金属が混ざっています。

 

この別の金属が何か、というと

会社によっては、その配分が企業秘密だったり

する場合もあるので、詳細は分かりませんが

銅が使われている可能性は高いのではないか

と思います。

 

私が使っている950銀も銀と銅の合金です。

キャストで作られた物や、市販されているチェーンなど

強度や作業工程で必要な場合に使用するSilver925も

やはり、割り金には銅が含まれている場合が

多いかと思います。

 

で、この銅に反応するアレルギーの方は

いらっしゃるかもしれません。

 

もし銅に反応している場合は

K18イエローゴールド、またはピンクゴールド

と言われている物などにも反応する可能性がございます。

 

18kとは、100%を純金(24金)とした場合、

18÷24=0.75

という事で、75%が純金、残りは

別の金属が混ざっています、という事です。

 

銀と同じように、会社によりそれぞれ配分には

違いがありますが、銀、銅などが使われている

可能性は高いです。

 

こんな感じで、本当に表面をサラッと触れただけでも

これだけの文章になってしまいます。

 

追々、何か気が付いた時には

投稿して行こうかと思ってはいますが、

詳細など気になる方は、本やネットなどで

すぐに情報は集まると思いますので、

ご自分で掘り下げて頂けたら安心かと思います☆