四葉・pinkie ring

silverとかgoldとかユビワとか。。。

モース硬度

簡単ですが、

モース硬度について。

 

 石がどのくらいでキズが付くのか

1〜10の数値で表したものが

モース硬度です。

あくまでも引っ掻きキズに対する数値で

多くの方がご存知の通り、断トツなのが

 

ダイヤモンド 10

 

となります。だからといって

どんな扱いをしても大丈夫、

というのではなく、靭性(じんせい)といって

カケたり、割れたり、といった要素から見ると

一番タフなのは翡翠だと言われています。

 

また、

石の原子の結びつきの弱い面で

力が加わるとスパッと奇麗に割れるのですが

これは劈開性(へきかいせい)といって

硬い石にクサビを打ち込んで

ハンマーでたたくと奇麗な断面で

石が割れたりしますよね。あんな感じです。


ダイヤモンドもある角度から力が加われば、

この現象でスパッと割れます。

って自分でやった事はありませんが(笑)

 

こうやって見てみると

石の特質と同じように

人の強さも、危うさを伴った

ハラハラするような強さもあれば

靭性、Toughness(タフネス)ともいいますが

粘り強さのような生命力のような強さもあり

面白いな、なんて思います。

 

ちなみに一般的に

日常のチリや砂埃などはクオーツと一緒で

モース硬度7という数値なのですが

コレより硬ければ日常でキズが付く事は稀、

これ以下だと気をつけてあげないと、

ということになります。


宝石においては、7という数値が

一種の基準のようなものなのかもしれません。

 

ココ最近では色々な石を見かけるように

なっているので、

購入時にモース硬度などを聞いて

扱い方のコツを知っておくと

知らずに欠けて悲しい思いをしたり

残念な気持ちにならずにすみます。

ということでモース硬度とは何ぞや、でした☆