四葉・pinkie ring

silverとかgoldとかユビワとか。。。

honmono VS nisemono

ちょっと物騒なタイトルですね(笑)

 

 他の方がやっている事を

否定するつもりも肯定するつもりもなく

ジュエリー作りに関しては

黙々と淡々と、個人的にはかなり楽しく

我が道をいく事に決めています。

 

自分なりの譲れない何かは

ちゃんとあったりするのですが、

正直に思った事を何でも言うと

他の方々に差し障りがあったりするので

同じ業界、同じ様な立場の方がいるトコロでは

できるだけ公言しないようにしています。

 

知らなくて良いことを

無理に知ることはないと思います。

私はたまたま経験上こうなっただけで

自分にとって魅力の無いものに

興味が持てないだけだったりします。

 

斜めからの見方を

正面から受け取るだけの

器の大きい方になら何でも言えますが

それによってポキッと心が折れそうな方や

罪悪感を感じさせてしまったり

中には逆ギレするような方もいるかもしれません。

余計なトラブルは避け

平和に気分良く制作していきたいです☆

 

相対的に価値のあるモノより

絶対的な価値を秘めた物が

作れる人になりたいので(o^ω^o)

 

で、タイトルにある

偽物と本物、境目ってどこ?

ってことなんです。

一般的に刻印のあるゴールドやシルバープラチナ

ダイヤモンドなどの鑑定書、鑑別書などが付いた

宝石類は誰にでも通用する、という本物

という事になるのかもしれません。

 

が、例えば

メッキ物、安いオモチャのような指輪だって

もの凄く尊敬する方とか、

世界中で誰もが知っている有名な方から

“もしも”プレゼントされたとします。

受け取った方にとっては本物ですよね。

でも、正式な指輪としては

取り扱ってもらえないかもしれません。

もしお金に換算するなら

ただ同然になってしまうかもしれません。

 

ジュエリーに関わるお仕事は色々ありますが

自分なりに様々な立ち位置の方のお話を聞いたり

自分で色々と見たり、経験したりして

今があります。

 

銀や金など発掘現場では

お仕事したことありませんし、

足を踏み入れた事もありませんけど(笑)

 

ただ、

古代の遺跡から出てきちゃったような物や

副葬品として埋葬されていたような

まだガラスもなかったような時代の装身具

などなど

自分がこの世に存在しなかった時代の

人が使用していたであろう物が

今現在も存在している、という事や

実際に今でも使用できる

100年以上も前に制作されたジュエリーなどを

実際に目の当たりにしたとき、

今の時代に流通している指輪と比較するのは

ナンセンスかもしれませんが

どーも安易に何かを"パクる”という行為が

フツーのことになっているような気がしてます。

 

恐らく、自分が有名になりたい

とか、自分の作品を世に認めてもらいたい

とか、自分の主張が強すぎる所に

物作りの原動力がある時点では

作品から発する何かから

それがジワジワと滲み出ているのかな

なんて思ったりします。

それに気が付いちゃった時点で

見ても身に着けても、全然嬉しくない

ゼンゼン欲しいと思わない。

 

人が決めた価値基準での本物より

自分が納得した本物の方が

より意味があって、価値があって

魅力がある様な気がします。

 

本物と偽物

実は背中合わせで紙一重だったりするのかも?

なんて思ったりする今日この頃です☆